元教師の子育て支援の相談所です^^
「ただいまー!」
と家に帰ってくるなり、
ランドセルを投げ出して
友達の家に遊びに行ってしまった…。
いつも家でゴロゴロと
ゲームかYoutubeばかり…。
みなさんの子供は、
家でどんな過ごし方をしていますか?
「小1になったんだから、
自分のすべきことを
しっかりとしてほしい」
と思っているママたちも多いですよね。
そして、
「一体いつになったら、
自分から進んで宿題や勉強をするの?」
と今にも堪忍袋の緒がキレそうな
ママたちもいるのではないでしょうか?
「うちの子のやる気スイッチは
どこにあるのしから?」
本当に心の底から思います…。
今回は、子供のやる気を
引き出す方法を紹介していきます。
自分の子供にどんな方法が
合うのか考えてみましょう!
子供のやる気を
引き出すことができれば、
必ず明るい未来が待っています!
目次
小1の子供のやる気スイッチの押し方!
ある時、習い事が同じママ友から、
こんな相談を受けました。
「小1になる息子が、家に帰ってくる
とぼーっとしてしまい、
宿題が出来ないんです…。
どうしたら、いいんでしょう…」
そのママは、
3人の子供を育てているので、
この子だけにずっと付き添う
わけにもいかないし、
がんばって自分からやる気を
出してほしいと願っていました。
私の息子も、下校時に
友達と揉めて帰ってくると、
「宿題なんてやりたくない!」
と感情に任せて泣いたり、
怒ったりすることが多々ありました…。
こんな時に、
「子供のやる気を引き出す
方法があったらな」
と思いませんか?
実は、子供のやる気は、
ママのちょっとした工夫で
引き出すことができるんです。
まず1つ目は、
子供の気分を変えてしまうことです。
子供の心は、とても素直なので、
その時に感じていることを
そのまま行動にも表しています。
子供は、考えていることが
分かりやすいのも、
このためではないでしょうか(笑)
子供の様子を見ながら、
共感的に話を聴くなどして
少しの間、子供の行動に
付き合ってあげましょう。
心に溜まった感情が発散させると、
やるべきことが見えてきて、
気持ちを切り替えて
次の行動に移ることができます。
また、大好きなお菓子を食べたり、
好きな音楽を聴かせたりして、
子供の気分を上げてしまうのも
効果的です。
気分が上がると、
やる気も湧いてきますので、
「よし、宿題をしよう」
となりますよ。
2つ目は、褒めることです。
小1のときは、家庭学習の
習慣を付けるには最適のときです。
家に帰ってきて、
すぐに宿題をして、
明日の準備ができたら、
たくさん褒めてあげましょう!
ママがそばで見守ってあげることで、
「ママが見ててくれるからがんばろう!」
という気持ちにもなります。
褒めるときは、必ず、
具体的なことを褒めてくださいね。
「すごいね!」だけだと
何を褒められているか、
子供が理解できないからです。
「すぐに宿題ができてすごいね!」とか
「遊びに行く前に
学校のことができてすごいな!」
などと何がいいことなのかを
教えてあげましょう。
褒めてくれるパターンを
子供が理解できれば、
自然とできるようになり、
やる気も持続するようになります。
子供のがんばっていることを見つけて、
褒めてあげましょうね。
勉強が嫌!そんな時やる気を上げる方法!
「勉強が嫌!」というときは、
まずは、何が嫌で勉強をしたくないのか、
とことん子供に付き合ってあげましょう。
子供の話を聴くことは、
とても大事なことです。
理由が分かったら、
次の方法を試してみてください。
それでは、理由別に方法を
紹介していきますね。
- 早く遊びたくて勉強を嫌がる時
勉強をしなければ、
遊びに行けないとかゲームができない、
というように
ルールを作ってしましましょう。
小1のときは、
勉強をする習慣を付けるのに、
とても重要な時期です。
このときにルールを身に付けてしまえば、
学年が上がっても当たり前に
勉強をすることが
できるようになります。
そして、勉強が終われば、
思いっきり遊べたり、
楽しんだりできることを
何度も経験させてあげましょう。
「勉強が終われば遊べる」と思えば、
「嫌な勉強だってやろう!」
という気持ちになります。
「家に帰ってきたら、勉強をする」
をこの時期に徹底することで、
やる気を持続して、
勉強をすることができるようになります。
- 勉強を面倒だと言い嫌がる時
ゲーム感覚で勉強をしてしまいましょう。
例えば、たし算やひき算の計算の
答えを紙に書くこと自体が面倒ならば、
式をフラッシュカードに書いておき、
ママがカードを入れ替えながら
勉強をするという方法もあります。
「2分間に何問解けるかな」
とゲーム感覚で勉強を楽しむと
やる気が上がる子もいます。
「昨日は〇問だったけど、今日は増えたね」
となると、勉強に自信がついてきて、
「もっとやりたい!」
と言い出すこともありますよ。
また、ホワイトボードや
デジタル教材など、
学習する手段を変えると
勉強するやる気が上がる子もいます。
ホワイトボードは、
100均にも売っていますし、
ラミネートをして自分で
作ることもできます。
- 勉強が理解できていなくて嫌がる時
とことん分からないところに
付き合ってあげましょう。
小1の頃は、数の学習をするときなど、
数字などの抽象的なものよりも、
身の回りにある物を使って
具体物で教える方が
理解が高まりやすいです。
学校では恥ずかしくて聞けないことも
ママには言えるはずです!
具体物を動かしたり、
絵に描いたりしながら、
理解を深めましょう。
勉強が分かることは、子供にとって、
とてもうれしいことです。
勉強に対してやる気がでるだけでなく、
自信にもつながりますよ!
まとめ
小1の子供が勉強する
やる気が出ないときは、
ママが褒めたり、子供の気分を
変えたりしてあげましょう。
ちょっとしたママの心遣いで
やる気が引き出せます!
また、勉強を嫌がるときは、
子供の話を共感的に聴いてあげましょう。
原因が分かれば、
原因や子供に合った解決策を練って、
実行することができます。
それぞれの子供に合った、
やる気を引き出したり、
上げたりする方法を見つけて、
「勉強をしよう」と
思えるようになってほしいですね。