メディアでも取り上げられ、トルコで一番
有名な野良猫となったトンビリ。
しかし彼女はもういません。。
それでもイスタンブールの彼の
お気に入りだった場所に、今でも銅像となって
得意の肘かけポーズで座っています!
今回は地図も載せちゃいますね^^
あまりの人気に一度は誘拐されてしまいましたが、
無事帰還!
今日も遠くを眺めています^^
目次
トンビリはなぜ町中の人々に愛されたのか?
まずトルコのイスタンブールという町、
ここで生まれ育ったのがトンビリにとって
幸せでした。
イスタンブールという町は歴史的文化遺産も多い
世界有数の観光名所として知られていますが、
実は古くから「猫の町」としても有名なのです。
日本にも青島のような猫の島が何か所か
ありますが、イスタンブールはそれらを
何倍も規模を大きくした歴史的な動物愛護の
町なのです。
もしかしたら映画「猫が教えてくれたこと」で
ご存知の方もいらっしゃるかもしれないですね。
町中に猫だけでなく犬もたくさん住んでおり、
その多くは野良猫、野良犬たちです。
野良といっても、町のいたるところに動物用の
家が住民の善意で作られており、驚くことに
レストランなどのお店では、猫はフリーパス
なんです!
食事をしている傍でミルクをご堪能中の猫ちゃんと
遭遇するのも日常です^^
トルコのイスタンブールと言えば、イスラム教の
信者が9割を占めています。
その開祖であるムハンマドが大の猫好き
だったことから、猫ちゃんは神聖な生き物とされ、
家ではなく自由な外でのびのびとさせる、
というのが起源の様です。
その歴史から町の住民全員のペットとなり、
野良猫ではなく、地域猫として可愛がられて
いるんですね。
トンビリだけでなく猫ちゃん(犬も)みんなが
愛されているんです!
トンビリはなぜ世界中の人に愛されたのか?
それは先ほどお話ししたように、ここトルコの
イスタンブールが世界的観光名所であると同時に、
世界中の動物好きの人々の間で、隠れた
動物と自然に触れ合える名所になっているからです。
歴史的観光名所にも、お店にも、はたまた商店街を
歩いている時にも、いたるところに猫がいます。
日本の野良猫と違い、地域に愛情をもらって
生活している猫だからこそ、警戒心などありません。
観光に行って、これほど自然な動物との触れ合いが
あるでしょうか!
それくらい世界中から猫ちゃん目当てに人々が
イスタンブールにやってくるのです。
そんな中、一匹のおばさん…いやスターが観光客に
目撃されます。
毎日毎日、同じ場所でこんな格好で座っていたら、
嫌でも目につきますよね(笑)
image credit:unknown
もちろん地元の住民にも大人気だったのですが、
この観光客がこの画像を9GAGという、
おもしろ画像サイトに投稿した時、トンビリは
町の人気者から世界の人気者に変わりました!
この画像はまたたく間に世界中に拡散され、
さらに二次的なネタ画像も次々と生み出され、
イスタンブールにはトンビリに一目会いたいと、
観光客が山のように押し寄せるようになり、
トンビリは町のおっさんみたいなおばさん猫から、
イスタンブールのアイドルになっちゃいました^^
しかし美人薄命…
2年もたたないうちにトンビリは病気で亡くなります。
町中にトンビリの訃報を知らせる号外が貼られた
事でも、どれだけ愛されていたかが分かります。
最後にトンビリの銅像の場所はココ!
イスタンブールの人々はトンビリロスに
浸ってばかりじゃありませんでした!
すぐにトンビリのお気に入り場所に銅像計画が
持ち上がります。
これはハチ公像をモデルとして考えられ、
すぐに実行に移されました。
ちなみにここで今日も座っています^^
次の記事は猫の行動から地震を予知!?