赤ちゃんの首がすわり、
寝返りが出来るようになってくると、
気になってくるのがお座りの時期。
一般的に生後7ヶ月を過ぎると、
お座りが出来るようになる赤ちゃんが
増えてくると言われています。
しかし、生後7か月を過ぎても
お座りが出来ないからといって
別にダメな訳ではありません。
あくまでも目安ですし、
現に生後7ヶ月を過ぎた時点で、
お座りが出来ない子も
4人に1人はいると言われています。
ちなみに、お座りの前段階として
「手を自由に使えているか」は、
重要なポイントとなっているそうです。
仰向けに寝かせた状態で、
おもちゃを手に持って
舐めようとしていたり、
自分の足を持って遊んでいるようであれば、
それはお座りの準備が
ちゃんと出来ている証拠。
なぜなら、これらの行動は、
首がしっかりと座って
背中の筋肉が発達していないと
出来ない行動だからです。
まずは、赤ちゃんの様子を
チェックしてみて、
手を自由に使えているのであれば、
あまり焦らずに、赤ちゃんのペースで
見守ってあげてもいいかもしれません。
目次
赤ちゃんが10か月になってもお座りできない・遅い…原因は?
とはいえ、周りの赤ちゃんは
お座りをしているのに、
自分の赤ちゃんだけお座りが
出来ていないと
不安になってしまいますよね。
まして、10ヶ月にもなって、
お座りが出来ないとなると、
いよいよ心配になってきそうです。
ちなみに、お座りが遅い子の特徴として、
周りよりもぽっちゃりの赤ちゃんは、
他の子と比べてもややお座りが
遅い傾向にあるようです。
また、目の見えない赤ちゃんも、
お座りの時期が遅くなる傾向があると
言われています。
そうではなく、全体的に
発達の遅れがみられるようであれば、
一度、保健師さんなどに
相談してみることをおすすめします。
自治体によっては、
乳幼児検診の時に関わらず、
定期的に発達相談などを開催している所も
多いので、勇気を出して
積極的に参加しましょう。
私も、赤ちゃんの発達が気になり
何度かお世話になりましたが、
プロから見ると全然気にしなくていいこと
だったりするので、
モヤモヤをずっと抱えているよりは
安心出来ると思います。
また、万が一、何か発達に
問題があったとしても、
早めにケアしてあげることで
遅れを取り戻せたりするケースが多いので、
赤ちゃんの為にもママが勇気を出して
行動をしてみましょう。
そういう時は赤ちゃんにお座りの練習させる方が良いの?
ちなみに、10ヶ月を経っても
お座りが出来ない場合は、
少しずつお座りの練習をさせてみた方が
いいかもしれません。
練習する際は、
マットの上や布団の上など
柔らかい場所で練習するように
しましょうね。
練習内容としては、
大人がお座りをしている足の間に
赤ちゃんを座らせてみる練習や、
赤ちゃんの後ろにU字型の
授乳クッションなどを置いておくのも
いい練習になります。
また、お座りさせた近くに
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを置いて、
自分で握らせるようにしておくと、
上半身の安定が図れるのでオススメです。
お座り以外でも、仰向けで寝ている時に、
バランスボールやビーチボールなどで、
手足を動かすのも体幹が鍛えられるので
良いとされています。
ただ、赤ちゃんが嫌がっているのに
無理にやらせてしまうことは、
ママにとっても赤ちゃんにとっても
心や体に大きな負担となってしまいますから、
絶対に辞めましょうね。
あまり焦らずに、
赤ちゃんの機嫌のいいときに、
その子のペースに合わせて
取り組んでみて下さい。
まとめ
・生後7ヶ月でも、お座りの出来ない
赤ちゃんは、4人に1人はいる。
・不安を抱えているよりは、
早めに保健師さんなどに相談をしよう。
・あまり焦らず、赤ちゃんのペースで
練習にも取り組もう。