一人っ子のご家庭も増えてきました昨今。
子どもが二人でも、てんてこまいなのに、
3人目の妊娠!
産む前から喜びよりも、
不安の方が多いのではないでしょうか。
私も、3人の男の子を育てておりますが、
周囲からは
「楽しそう!」
と声をかけてもらえることはありません。
「大変そうだね・・・」
と、同情の表情&肩ポンポン。
「私には無理だわ」「しかも男子ばかり」
と悲壮的コメント。
「賑やかだねぇ」・・・
これは、褒めてもらったと思いこむ。
世間的に、そんなに3人の子育てって
大変そうに見えるんだ・・・。
私ったら、苦労がにじみ出過ぎているのかな。
それとも、いつの間にか
ベテラン風ふかしてる?
確かにいつもイライラしています。
でも!
実は、私自身は、子どもが3人も
いることを誇りに思っているし、
むしろ、3人いてくれてありがとう!
と思う事がたくさんあるのです。
子どもの数だけ喜びがあります。
3人目の子育て。不安よりも、楽しみが多いですよ!
目次
一番目の不安;経済的余裕がなくなる!?
子供一人が成人するまでに掛かる教育費は、
平均1,000万円と言われています。
現実を突きつけられる、このお値段。
確かに、子供の人数が増えるほど、
経済的に余裕はなくなりますし、
自由なお金なんてなくなります。
ただ、
生活できないというわけではありません。
《無駄な支出を減らそう!》
シンプル生活。使えるものはなんでも再利用。
外食を控えて、交遊費・
イベント費は抑えましょう。
社会と切り離される心配はありません。
SNSが普及している昨今では、
通信費が定額のサービスが充実しています。
外食するよりも、
ご家族で過ごす時間が増えますし、
物のあふれた生活よりも、
管理がしやすく、
快適な我が家が手に入ります。
《もらえるものは、ありがたくもらいましょう》
私自身、ベビー用品から子供服、
おもちゃに至るまで、3人目の物品に
お金はほとんどかかりませんでした。
というのも、
3人目が産まれる時期は、
ちょうど上の子供二人の友達が、
「そろそろベビー用品を一掃して、子供部屋作りたいな」
と、考え始める時期に
当たることが多いのです。
そんなときの妊娠報告に、
周りの方はこぞって、
援助を申し出てくれます。
多少年季が入っていても、
3人目ともなると新品買っても、
適齢月齢の一瞬しか使わない物の区別が、
親として冷静に判断できるように
成長していますよね。
お古で上等、感謝いっぱいで頂くことができます。
二番目の不安;時間的余裕がなくなる!?
時間的余裕は、なくなる面と、
逆に増える面があります。
《時間がなくなる面》
子供一人手がかかるわけですから、
家事・買い物全ての時間に余裕がありません。
いつも急ぎ足!
上の子供達の習い事に付き合う時間も
増えてしまっている時期。
ですので、朝から夜まで休む暇はありません。
《時間ができる面》
上の二人の子たちが自立してきます。
できることから、
一人でやる練習をしていきましょう。
それには、子供だけでなく、
お母さんの心の準備も必要です。
お子さんご自身が納得ができるまで、
練習して一人でできる環境づくりを
心掛けていきましょう。
子供の遊びに、
大人が付き合う頻度も減ってきます。
上の子が小学3年生になるころには、
お母さんと遊ぶよりも、
友達と遊ぶことのほうが楽しいですし、
子供自身の成長にも有益です。
兄弟姉妹間でも、親なしで遊び、
自分たちでルールを決めて
遊べるようになるので、
お母さんは3人目の赤ちゃんの
お世話だけでよくなります。
三番目の不安:体力的余裕がない!?
体力は個人差なので、
人によっては余裕な方もいらっしゃいます。
私は、3人目の出産で年齢的にも体力が落ちて、
睡眠不足に勝てないと感じるようになりました。
近くに子供を預けられるような
親族が住んでいない場合は、
お母さんの体調不良は家族の死活問題。
倒れるわけにはいきませんね。
それでも、体力的に辛い場合は
二つの対策があります。
《無理な家事はやめる》
モデルルームのようなお宅に住む必要はありません。
人として、健康を害さない最低限度の
衣食住を守っていれば、
あとは手を抜きます。
《家族の助けを借りる》
お母さんは家族にとって「太陽」です。
ニコニコしているのが、
家族にとって一番!
なので、お母さんがしんどくしているなら、
家族は助けてくれます。
私はお母さんだから、しっかりしなきゃ!
と責任感のある方も、
たまには「助けてくれるかな?」
と声をかけてみてください。
家族は、あなたが何をしてほしいのか
わからないだけで、
具体的にお願いされたら、きっと
「いいよ!」
と快く引き受けてくれるにちがいありませんよ。
まとめ
上記の3つの余裕、つまり、
経済的余裕・時間的余裕・体力的余裕が
少なくなるのは、事実です。
けれど、最初にお話しさせていただいたように、
子供の数だけ喜びがあることを、
最後にお話しさせてください。
私の子供達は、地元の少年野球チームに
所属しています。
少年野球のお当番は、大変だと思われることが
多いのですが、
やってみて分かったのは、
想像しているよりはるかに
出番がないこと。
私は、お当番に行くのが、
楽しくて仕方ありません。
一つの同じ目標に向かって、
家族総出で参加しているので、
チームの仲間、スタッフ、
そして家族の絆を
いつも感じることができます。
子どもも普通の習い事とは違って、
泣いたり、喜んだり・・・
親と「感動の共有」ができるので、
お互いの信頼関係が深まります。
そのせいか、少年野球チームの親子に
口をきかない関係の方は見たことがありません。
この感動は、
子供達がいてくれなかったら
味わうことができなかった宝物です。
育んだ絆はチームを卒業しても繋がっていて、
我が子でなくても、
会えば色んな笑顔をみせてくれます。
こんな経験をさせてくれる子供たちには
感謝しかありません。
子供の数が増えるほど、
親として直面する問題も増える
という一面もありますね。
けれど、命に係わる問題でない限り、
一緒に乗り越えられるものです。
不安をもつということは、
あなた自身が責任感があるということです。
責任感のある方は、問題を解決する努力ができます。
大丈夫、受けて立つよ!くらいの気持ちでいてください。
子育て3人、素晴らしい体験が、あなたに待っていますよ!