近年、主婦の間で話題となっている
冷凍野菜。
冷凍野菜を常備しておけば、
時間がない時の炒め物や
お味噌汁にも使えるので、
時短料理の一つとして助けられている
主婦の方は多いと思います。
しかし、冷凍野菜って生と比べて
栄養分がちゃんと摂れてるのか
気になっている方も
多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、冷凍できるもので、
冷凍して栄養が上がる野菜と
栄養が落ちる野菜を調べてみました。
目次
野菜・冷凍して栄養が上がるものは?
まずは、冷凍することによって
栄養価が上がる野菜を調査してみました。
▪小松菜
小松菜は、冷凍すると
ビタミンCがアップし
美味しくなると言われています。
ただし、解凍に注意が必要で
お湯や水で解凍すると
ビタミンCも溶けてしまい
水っぽくなってしまうんだそう。
解凍する時は常温か冷蔵庫で
じっくり解凍をするのがオススメです。
そんな時間ない!って方は、
冷凍のままお味噌汁の具として
使うのもアリだと思います。
溶けてしまったビタミンCも
お味噌汁と一緒に摂取出来るので
一石二鳥です。
▪きのこ類
きのこは、冷凍すると旨味成分である
グルタミン酸、グアニル酸、
アスパラギン酸が増えます。
きのこは、石づきをとったら
洗わずにそのままジップロックなどで
密閉して冷凍するのがいいそうです。
また、調理するときも洗わずに
冷凍のまま調理した方が
旨味成分が逃げないとのことでした。
▪ブロッコリー
ブロッコリーは肌を酸化から守ってくれる
ルテインやビタミンCが
増加すると言われています。
さらに、βカロテンは生のブロッコリーより
4倍も栄養価が高まるそうです。
ビチャっとしやすいのが難点なので、
かために茹でしっかりと
水気を取ってから
保存するようにしましょう。
▪人参
人参はビタミンCとポリフェノールが増加し、
生と比べてルテインが3倍、
βカロテンが2倍にアップするそうです。
冷凍のコツは、薄く切って保存すること。
そうすることで、
熱の伝わりが早くなるんだとか。
買ってきたら、いちょう切りや
千切りなど用途に合わせて切り、
そのままジップロックで
保存するのがオススメです。
また、一般的にスーパーなどで
売られている冷凍野菜は
-40℃以下で急速冷凍をして
作られているので、
家庭で冷凍するよりも
栄養価は損なわれにくいみたいです。
野菜の高騰が続く時は、
上手に市販の冷凍野菜を活用してみても
いいかもしれませんね。
こんな記事は興味ありませんか?
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野菜・冷凍して栄養が下がるものは?
対して、栄養価が下がってしまう
野菜はあるのでしょうか?
結論から言うと、極端に
栄養価が下がる野菜はありませんでした!
ほうれん草などの葉物野菜も、
若干ビタミンCが溶けるくらいで、
栄養価は、さほど生のものと比べて
変わらないそうです。
しかし、家庭で作った冷凍野菜は、
市販の冷凍野菜と比べると、
どうしても栄養価が落ちてしまうという
デメリットもありました。
家庭で冷凍する場合には、
以下の点に気を付けるといいそうです。
①水分はしっかり拭き取る
②冷却効率を上げるため、平らにする
③下処理するときは、かために茹でる
④下処理した後は粗熱を取る
④熱伝導を伝わりやすくするため、
ラップの上からアルミホイルで包んで冷凍する
また、ジップロックの中に
保冷剤を入れておくのも
効果があるそうなので、
ぜひ試して見てください。
まとめ
今回の調査で、
一手間加えて冷凍するだけで、
栄養価がアップしたり、
生の野菜とほとんど栄養価が
変わらないことが分かりました。
栄養も取れて時短にも繋がる
冷凍野菜は、まさに万能食材ですね。
お助け食材として常備し、
忙しい時や、
もう一品おかずが欲しい時などに、
ぜひ冷凍野菜を上手に活用してみてください。
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