兜と鯉のぼりはどっちも必要?誰が買う?由来は?おまけで鯨のぼり!

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初節句に兜を買ってあげる方が

多いのではないでしょうか?

中には兜を買ったけど、

鯉のぼりのほうが良かったと

言われた方もいるようですね。

非常に悩むところですが、

ここでは、兜と

鯉のぼりは両方必要なのか?

というポイントに

目を向けていきます。

また、誰が買うのか?

そして、番外編として

「鯨(くじら)のぼり」

についてなども

少し紹介していきますね!

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兜の由来を教えて

兜の由来は昔に遡って、

鎌倉時代になります。

当然、その時代には

武士がいましたが、

武士にとって、兜は身を守るため

の大切な物でした。

その時代は斬るか斬られるかの

時代でしたから、兜は、

貴重な道具だと思います。

当時は兜や鎧を神社へ

奉納する習慣が

ねづいており、

自分の子どもの身を守る、

という意味で

行っていたようです。

兜の始まりはやはり、

武士からの始まりで

あったということになります。

鯉のぼりの由来を教えて

鯉のぼりは江戸時代になりますが、

ある町人から始まっています。

関西の地域では、

こいのぼりの風習は

なかったようです。

鯉のぼりの具体的な

由来としては、

中国からの影響からきています。

鯉は生命力が強いされ、

鯉が滝を昇り、竜になった、

という伝説から流れてきています。

どんな状況、環境になろうが、

強くたくましく

生きてほしい!

という願いから鯉のぼりが

誕生しています。

鯉のぼりに見立てて、

立身出世を祈願していたんですね。

兜や鯉のぼりにしても、

強い思いを感じますね。

ちなみに、私の妹家族は

地域風習により

「鯨(くじら)のぼり」

なのです。

私の母親は個人的に、

孫に兜をローンで購入し、

プレゼントしていましたよ。

ちょっとおまけに、

その鯨のぼりについて調べ、

まとめてみました。

鯨(くじら)のぼりとは何なのか!?由来は!?

私の妹は宮崎県の佐土原町に

住んでいます。

そうです!鯨のぼりは佐土原からの

お話になります。

「日向の国さどわら鯨物語」

というお話からスタートしていますが、

ざっくりシナリオをご紹介しますね。

この宮崎の佐土原町は

「島津の三万石の城下町」

でありました。

四代藩主の島津忠高という人物がおり、

残念ながら26歳で

この世を去っています。

彼には愛息の万吉丸がいましたが、

まだ幼なかったのです。

ですので、後継の使命を受け継ぐには

無理な話でした。

このことをキッカケとして、

佐土原藩内では、

後継を巡る争いが起きてしまいます。

簡単に言えば、お家騒動に

なりますが、このことを

「松木事変」といわれました。

そんな大変な中、

生母寿院は我が子を

守らなくてはならない

状況でした。

我が子のためという思いから、

少し省略してますが、

こんな言葉が残っています。

〈是非に鯨のよう

大海の王者となって

藩政の安泰を守らん。〉

佐土原と鯨との関係性が

分かる言葉ですよね。

母親の子どもへの

思いから鯨のぼりへと、

繋がっているのでしょうね。

兜も鯉のぼりもどっちも必要なの!?

由来や意味は理解出来たけど、

実際、2つも必要なのか?

と悩みませんか?

特に購入される方にとっては、

お財布を気にしてしまいますよね。

どちらにしても、

自分の子どもに対しての

思いがかけられているのは確かです。

昔は、両方とも

飾ってある家庭も良くありましたが、

最近では、いろんな環境の

変化によって、

兜だけを飾る家庭も

増えてきている傾向です。

結論としては、

どちらか一つでOKです。

しかし、家庭によって

何かこだわりがあるのなら、

2つ飾っても良いでしょう。

そもそも、兜と鯉のぼりを

2つ飾るという風習はありません。

個人的には自由で良いと思います。

由来にしても、それぞれ、

生まれた時代も違いますから、

特にこれをしなきゃいけない!

ということではないと考えます。

兜や鯉のぼりは一体、誰が買う!?

次の問題は、誰が買うのか?

というところです。

もう、すでにあるという方は

悩むことではないと思います。

兜や鯉のぼりを子どものために、

両親が買うのか?

可愛い孫のために、祖父母が

買うのか?

父方の親?

それとも母方?

など、悩みますよね。

一般的には母方の親が買うのですが、

地方によって違いますよね

また、結果的に

兜が2つになってしまった!

鯉のぼりがかぶった!

いろいろ状況はありますよね。

解決策は初めに話し合うなり誰が

買うのか決めておくしかないです。

普段の会話の中で、意識をして、

話を進めていきましょう!

兜飾りはお下がりでもいいの?

旦那さんの実家に

兜があったりしますよね。

そこで、旦那の実家の方が、

お下がりで使ったら?

というケースもあると思います。

節句飾りなので、

お下がりはありがた迷惑と

とらえてしまう可能性もあります。

しかし、せっかく提案してくれているので、

頑なに拒否するのも

難しいところですよね。

兜の由来は上記に

あるように、

「子どもの身を守る」

ということから来ており、

旦那さんの兜は旦那さんの身を守る

という意味になります。

ですので、旦那さんの兜を

お下がりとして使うのは好ましくない

という答えになります。

ですので、兜を明け渡すという意味でも

ありません。

兜は「一人一つ」です。

しかし、こういった初節句

などの風習は、歴史が長かったたりして、

地域よって違う場合が

あるかもしれませんので、

どっちにしても、これだ!!

という正解を決めるのも難しいですね。

まとめ

兜や鯉のぼり、また、

鯨のぼりにしても、

親から子どもへの強い願いが

託された物であることが分かりました。

兜と鯉のぼりはどっちがいい?

とか、

両方あったほうがいい?

とか会話の中で

出てくると思いますが、

結論は家庭状況などを見ながら、

判断してみましょう。

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