位牌を持ち込んでの永代供養の相場はどれくらいか?

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墓じまいをした後のご遺骨の埋葬方法として、

永代供養を選ばれる方が増えてきています。

新しくお墓を建てたり、改葬したりするよりも

費用が安くすむというのが利点の

1つに挙げられます。

ただ、永代供養のご遺骨の安置期間は、

一般的に33回忌までとされています。

その後は、合祀されて、他のご遺骨と共に

永代供養墓などで供養されます。

今回は、永代供養の

相場について紹介します。

納骨方法や供養の内容によって、

かなり金額が違ってきます。

また、それぞれのメリットや

デメリットも理解して、

どんな永代供養を望むのか

考えていきましょう。

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永代供養の相場は?位牌はどうする?

永代供養は、お墓の継承者がいなかったり、

遠方に住んでいてお墓参りに

なかなか行けなかったりする

親族のためにある、

ご遺骨の埋葬方法の1つです。


墓じまいの費用などの情報はこちらにまとめました

➡墓じまいの費用の負担は誰がすべきか?費用を抑えるには?


このように家の事情で墓じまいをした後に、

ご遺骨の埋葬方法の1つとして、

永代供養を選ばれる方が、近年

増えてきています。

永代供養の費用は、

他の埋葬方法に比べて安いと言われています。

それでは実際に、永代供養にかかる費用の

相場をみていきましょう。

永代供養にかかる費用の内訳です。

・永代供養料(供養する費用)

・永代使用(永代にわたって墓地を使用する費用)

・永代管理料(永代にわたって管理する費用)

・納骨料(納骨の手数料)

・霊費、刻字料(戒名や家紋などの彫刻費用)

これら、かかる費用の平均した相場が

10万円~150万円です。

納骨方法や供養の内容によって、

金額が大きく違ってきます。

それでは、もう少し詳しく、

納骨方法や供養の内容をみていきましょう。

  • 単独墓

通常のお墓と同様に、個別の墓石を立てて、

ご遺骨を納骨します。

平均費用は、30万円~100万円です。

  • 集合墓

納骨のスペースは、個別になっています。

それぞれのご遺骨に対して、小さな石碑や

石像などを建てて、それを集合させて、

一つのお墓にまとめています。

平均費用は、20万円~30万円です。

  • 合祀墓

ご遺骨を分けず、他の人のご遺骨と混ぜて、

納骨します。

ご遺骨をまとめて、記念碑などを建てます。

平均費用は、10万円~30万円です。

合祀墓の場合、他のご遺骨と

一緒になってしまいますので、

個別にお参りをしたり、

ご遺骨を取り出したりすることができません。

また、この他にも、自治体が運営する

公営霊園というところにも、

永代供養に似たものがあります。

それは、合葬埋蔵施設

樹林型合葬埋蔵施設と呼ばれるところです。

これらの施設は、永代供養墓と同じように

大きなお墓に複数のご遺骨を埋葬します。

運営されているので、

しっかりと管理をしてくれます。

ただし、供養はしてくれません

供養という宗教的な概念がないならば、

このような方法も良いかもしれません。

平均費用は、5万円~6万円です。

かなり金額が抑えられます。

後になりましたが、位牌についてです。

位牌とは、そもそも、死者の霊を祀るために、

その死者の戒名が書かれた木製の板です。

仏壇に安置されている方が多いですよね。

墓じまいをし、永代供養をした場合、

位牌はどうしたらよいのかという疑問に

お答えします。

位牌の処分方法は、地域の文化によって、

かなり違いがみられます。

そこで、おすすめは、永代供養された、

もしくはしようとお考えのお寺に

尋ねることです。

お寺によっては、位牌を

一時的に預かってくれたり、

位牌も永代供養してくれたりします。

また、一時的に預かっていただいた位牌は、

その後、こちらで引き取るかお焚き上げを

するか選べるところもあるそうです。

墓じまいはいつするべきか?

墓じまいは親戚、兄妹など関わりが深く

費用も高額となることもある為、

思い立った時、気力のある時に始めるべきです。

大切な行事は、心身ともに満ちている時でないと

大変な仕事となるからです。

そもそも墓じまいは、

永代供養をする前に行うべきものです。

先の文章でも書きましたが、

墓じまいをした後のご遺骨の埋葬方法の1つに

永代供養という方法があります。

「継承者がいない」とか

「遠方で墓参りになかなか行くことができない」

などの事情で墓じまいを考えている方は、

その後のご遺骨の埋葬方法として

永代供養を考えても良いかもしれませんね。

ご遺骨の埋葬方法は、永代供養の他にも

様々な方法がありますので、

兄妹や親族で費用や

ご遺骨のあり方などを話し合い、

それぞれに合った埋葬方法をお選びください。

正直、人の死を扱う業種というのは

昔からの慣習で、風通りが悪いと感じます。

慣習というものは大切ですが、それを隠れ蓑にして

暴利をむさぼる会社、団体など存在します。

体裁など関係なく

一度ご自身の胸で確認してください。

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まとめ

永代供養と墓じまいは別物です。

墓じまいをした後に、

ご遺骨の埋葬方法の1つとして、

永代供養という方法があります。

永代供養の相場は、10万円~150万円です。

納骨方法や供養の内容によって、

大きく金額が変わってきます。

また、永代供養をすると決めたら、

位牌の事についても、

永代供養をするお寺で

相談してみてくださいね。

それぞれのメリットやデメリットを理解して、

家族の意向にあった

永代供養の形をとっていきましょう。


この様な関連記事があります

➡墓じまいの挨拶状の書き方は?遠方の親戚にも出すべきか?

ご興味がありましたら読んでみてください


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