小樽ガラス市の歩き方・楽しみ方や注意点をお伝えしますね

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北海道小樽市の名産品といえばたくさんありますが、

そのうちの一つに「ガラス」があげられます。

実は小樽のガラス工芸は明治時代が始まりと言われており、

当時は漁具である浮き玉やガスランプなどが主な生産品でした。

その後、数々のガラス工芸品が作られるようになり、

現在では小樽市内に数多くのガラス工房があります。

そんなガラス工房が一堂に会するイベント、

それが「小樽ガラス市」なのです。

それでは小樽ガラス市の見どころや楽しみ方などについて

ご紹介していきましょう。

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小樽ガラス市の基本情報

日程:毎年7月最終金曜・土曜・日曜の3日間

2019年の今年は7月26日から28日ですね。

場所:旧国鉄手宮線跡地(小樽駅より徒歩10分程度)

会場となる旧国鉄手宮線は北海道最古の鉄道路線です。

かつては旅客のほか、貨物を輸送するための

重要ルートでしたが、トラック輸送の普及により

1985年に廃線となりました。

その跡地は線路や踏切は当時のままのものを残しつつ、

遊歩道として小樽市民の憩いの場として生まれ変わりました。

また、同日には小樽市最大のお祭り、

「おたる潮祭り」が開催され、

小樽は1年のうち最も活気のあふれる

賑やかな3日間になります。

おたる潮祭りのメイン会場から徒歩で5分ほどの距離なので、

両方のイベントを楽しむことも可能です。

小樽ガラス市の出店情報

写真を撮らないので、他人様の画像で

申し訳ありません。

小樽のガラス工房およそ40店が露店を開き、

各工房オリジナルのガラス工芸品を販売しています。

食器や花器・アクセサリー・ステンドガラス、

その他各工房の個性が光る商品が並びます。

中にはアウトレット品を安く販売しているお店もあるので、

お得にお買いものをしたい方は狙い目です。

アウトレットといっても割れや欠けがあるわけではなく、

「色の出方がいまいち」とか

「柄がずれた」といった程度で、

使用には問題ないものばかりです。

ガラス工芸店にありがちな狭い店内に

ガラス製品が並べられていて、

ちょっとぶつかったら壊してしまいそう、

という心配はないので、お子様連れでも

ハラハラすることなく安心してゆっくり見て回れます。

フードの屋台は2018年はカレーのお店が1店のみでした。

その代わり、潮祭りのメイン会場では、

焼きそばやたこ焼き、かき氷、クレープなどの

お祭り定番フードから北海道ならではの海産物や

小樽ビールを楽しめるお店まで多数の屋台が

軒を連ねているので、そこで腹ごしらえをしてから

ガラス市を見学するといいですね。

小樽ガラス市の混雑状況

2018年は3日間で32,000人の来場があったと

小樽市は発表していますが、

人が多すぎて商品が見れないということはありませんでした。

来場客の滞在時間が短いことが理由だと思われますが、

十分吟味できるくらいの余裕はあります。

どの時間帯も特に混雑はないので旅のペースにあわせて

都合の良い時間帯に行ってみましょう。

小樽ガラス市の見どころや楽しみ方は?

見どころは何と言っても「風鈴のトンネル」です。

北海道とはいえ、この時期は猛暑になることも

最近では珍しくありません。

各工房で職人さん手作りの風鈴が並ぶ

この風鈴のトンネルは、

涼しげな音色と太陽光に照らされた

ガラスの透明感あふれる様々な色合いが

涼しさを演出していました。

キラキラと輝く風鈴の美しさを満喫するために、

ぜひ日没前の時間帯にこのトンネルを通ってみてください。

また、このガラス市の最大の楽しみ方は制作体験イベントです。

職人の指導のもと、吹きガラス体験をしたり、

アクセサリー制作やガラス絵作りなど

お子様でも簡単にできる制作体験もあるので、

夏休みの自由研究にも使えそうですね。

世界に一つだけの自分のオリジナル作品は

旅の思い出をより一層深めること間違いなしなので

この機会に体験してみてはいかがでしょうか。

制作体験は有料で、開催時間が限られていますので、

事前に公式ホームページで確認することをお勧めします。

また、出品されている商品は全て職人による手作りの品です。

色の出方や形は工場生産品とは異なり、

それぞれみんな微妙に違いがあります。

実際に触ることもできるので、

じっくり吟味してお気に入りの一品をとことん探す、

というのもこのガラス市の楽しみでもあります。

注意事項

会場にはトイレがありません。

最寄りのトイレは小樽市観光物産プラザや

潮祭り会場内のトイレとなります。

あらかじめ済ませてからガラス市に行くようにしましょう。

また、線路の上での開催となるので地面は砂利道です。

ベビーカーや車椅子などの利用は大変ですが、

線路の脇道は遊歩道として整備されていますので

そちらを通ることをお勧めします。

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まとめ

同日に開催される潮祭りのそばで

ひっそりと行われている小樽ガラス市ですので、

地味なイベント、

というイメージを持たれた方もいらっしゃるでしょう。

確かに潮祭りと比べると若干静かなイベントではありますが、

そこには明治の頃から受け継がれる職人の技と

小樽の歴史がぎゅっと詰まっています。

ご自身のお気に入りの一品を探すもよし、

お土産探しをするのも良し、

北海道のカラッとした空気と短い夏の日差しの下、

開放的な空間の中でゆっくりお買い物はいかがでしょうか。

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