三重大学で学べる忍者学・忍術学とは?忍者の実像が見えてきます!

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私たちが想像する忍者とは、

黒装束を着て闇夜の中を屋根から飛び降り、

敵と戦うイメージがあると思います。

しかし近年、三重大学の人文学部・教授の

山田 雄司さんが「忍者は戦わない」と、

企画展「The NINJA-忍者ってナンジャ!?-」

発表したことが話題となったのです!

私も実際に企画展に行き、皆さんが想像する

忍者とは違う、真実の姿を知りました。

皆さんにも忍者の真実の姿を知ってもらいたく

今回は、忍者についてお話ししていきたいと思います。

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三重大学で忍者学・忍術学を学びませんか

近年の研究などから、忍者の真実の姿が

明らかになってきています。

私たちが想像する忍者とは違います。

私たちが想像する忍者は、俊敏に動き

敵を倒すイメージがありますが…実際は、

出来るだけ戦をしないようにするために、

諜報活動をしていたそうです。

要するに敵の国にスパイとして、

敵の国の情報を収集して、

戦にならないようにしていたのです。

さらに驚いたのが、手裏剣が

戦などで使われた記録がないってことです!

記録がないってことは使われていなかった?

とは思いますが、極秘任務であれば

記録は残らないので、仕方ないとは思います。

そして忍者とは呼ばれていなかった!

皆さんは「忍者」と言いますが、

その時代には、忍者という言葉さえなく、

忍び・伊賀者・早道之者と呼ばれていたそうです。

なんだか現代の人にはパッとこない呼び名です。

中世の忍者、近世の忍者や忍術書などを三重大学で

忍者学・忍術学として学べ、なんと修士号も

取得できるのです!

あなたも興味湧いてきませんか?

そもそもの忍者を解説していきますね

 

 

忍者とは?

忍者とは人目に触れず、それは名の通り

「忍ぶ者」を表しております。

日本で室町時代〜江戸時代に現在で言う、

仕事として大名主や領土主(見上の人)

のために働いていたのです。

その中でも独立した忍者がおり、現在で言う、

スパイとして活動(情報収集)・破壊活動・

浸透戦術・謀術・暗殺を仕事とし、

働いていたのです。

日本では忍者を主役としたアニメが多くあり、

代表的な「NARUTO」や「忍者ハットリくん」

などで、世界に忍者が知られて、とても高い人気を

誇っています。

アニメ好きな私も忍者が好きになり、

忍者のことをもっと知りたいと

今回に至ったのです。

忍者の流派は?

忍者には主に、伊賀流と甲賀流があります。

伊賀流とは?

伊賀国は現在の三重県伊賀市と名張市で、

忍術流派が伝わり、

伊賀流と呼ばれるようになったのです。

伊賀忍者は、金銭で雇い主との契約を結び、

それ以上は雇い主との関わりを持ちません。

伊賀流は、幼いときから厳しい訓練の元、

優れた忍者へと成長するのです。

その厳しい訓練とは、顔の上に紙を置いて、

約4キロを紙を落とさないで

走り抜くと言うものもあります。

現代の人には、到底、無理なことを

伊賀忍者はやっていたんですね。

甲賀流とは?

甲賀国とは現在の滋賀県甲賀市と湘南市で、

忍術流派が伝わり、甲賀流と

呼ばれるようになりました。

甲賀忍者は、伊賀忍者と違い

1人の主人に対して忠誠心を尽くし、

支えました。

甲賀流は、和妻(稲妻のようにとても早い手業、

今で言う手品)に優れ、

薬にはとても詳しく流派の中でも

1番と言われています。

今、現代でこそ甲賀市には、製薬会社が多いです。

そして女性忍者(くノ一)は居なかったと

されています。

甲賀流は、この時代では珍しい百姓の自治体を結成し、

活動していました。

比べてみると甲賀と伊賀では、かなりの違いが

あったんですね。

忍者の忍術と武術は?

  

「忍法〜〇〇の術」などと、耳にした方は

多いと思います。

そこで気になるのは、どういった忍術や武術が

あったのかを説明します。

忍術とは?

忍術は、幼いときからの厳しい訓練を繰り返していき、

身体能力・精神力・洞察力・記憶力を得て、

初めて忍術となるのです。

そこでどういった忍術があるのか?

気になりますよね?

簡単に紹介していこうと思います。

・分身の術

これは誰もが知る術ではないでしょうか?

とにかく高速移動をし、相手の目に残像を残すことで

分身しているように錯覚させるのです。

・火遁の術

敵に対して、火薬で心の隙を突き、

その間に逃げたり隠れたりする術です。

・水遁の術

敵から逃げたりするために、

あえて違う所に行ったと見せかけて、

水中から筒で呼吸しながら、敵がその場から

居なくなるのを待つという術です。

・隠れ身の術

誰もが頭に浮かべるのは、木などに

カモフラージュして隠れると思いがちですが、

実際は敵に気づかれぬように木の陰などに隠れて

身動きせずに隠れると言うものです。

武術は?

武術は、戦国の忍者にとってとても

必要なものだったのです。

忍者になるためには、武術・忍者八門を

習得しなければならなかったのです。

その8個の術を紹介していきます。

・骨法術

投、極、打の3つに重点を置き、浴びせ蹴りなどの

打撃の技があり、骨(コツ)を教える武術です。

・気合術

気を使って遠くの敵を倒す。

・剣術

剣術は切ると言うより、突くもので、

敵を確実に突いて倒す。

・槍術

刀より槍が使われており、槍の利点を活かして

敵を倒すのです。

・手裏剣術

やはり忍者のイメージ=手裏剣です。

手裏剣は忍者にとってとても必要であり、

敵を一方的に倒すことができます。

・火術

忍者は火薬を使い道具を開発していたのです。

・遊芸

忍者の俊敏な動きを教え学ぶためのものです。

・教門

スパイとして町に溶け込むために、

一般常識を学ぶものです。

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まとめ

  

実際の三重大学での忍者学では、

全国各地の忍者史はもちろん、現在の

忍者のイメージを作った要因、時代劇や

ブルース・リーなどの影響、ここでは

書ききれないほどの広い視点で、忍者学・

忍術学を学ぶことが出来ます。

三重大学の人文学部・教授の山田 雄司さんは、

これだけ忍者の真実の姿を解明しており、

本当に凄い人ですね。

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