家族の一員でもあるペットが亡くなって、
悲しい思いをしていらっしゃる方は
いませんか?
毎日、一緒に過ごしたペットとの時間。
愛らしい姿が見られなくなり、
心にぽっかりと穴が空いていませんか?
亡くなったペットが安らかに
眠っているのか気になりませんか?
そこで、今回は、
大切なペットを亡くされた方の
心の寄りどころとなる
馬頭観音様についてご紹介します。
馬頭観音様がもたらしてくださる
ご利益と祀り方を紹介していきます。
馬頭観音様と心がつながることで、
愛しいペットのご冥福をお祈りしましょう。
そして、いつまでも大切なペットと
心だけはつながっていられるように
馬頭観音様を心の寄りどころとして
いきましょう。
目次
馬頭観音様、怖いお顔ですがこんなご利益が!
みなさん、馬頭観音様をご存じですか?
怒りの形相で表されることの多い
観音様で、馬頭明王と呼ばれることも
あります。
一度、馬頭観音様をお目にすると、
そのお顔の迫力に驚かれる方も
多いでしょうね。
私も、初めてお目にかかったときは、
なかなか頭から離れませんでした。
とても印象的な観音様です。
馬頭観音様は、3面や4面のお顔に、
2本や8本の腕など
様々なお姿で表されています。
そして、人差し指と薬指を伸ばして、
中指を折る馬口印を結んでおられます。
また、手には煩悩を打ち砕くための
剣や斧、棒をお持ちになっておられます。
このように、怒りの激しさによって、
苦しみや悩み、諸悪を浄化し、
馬がおいしく草を食べらるよう
煩悩を食べ尽くし、災難を
遠ざけてくれるのです。
馬頭観音様は、
とても怖いお顔をされていますが、
家畜の安全と健康を守り、
旅の道中を守る観音様です。
また、競馬のレース中に
事故などで亡くなった馬の
供養もされます。
馬頭観音様のご利益は、
ご自身の無病息災、
動物に救いの手を差し伸べ、
家内の厄除け、旅行の安全など、
様々なことから守ってくれるのです。
特に、動物に関しては、
あらゆる動物やペットを救うと
信仰され、昔から崇められています。
江戸時代からあるような道に行くと、
道の端に馬頭観音様を
発見することがあります。
これは、このような信仰から、
馬で行き交う人々や長い道中を歩く
人々の健康と安全を願って
安置されたものなのですね。
もちろん、大切なペットを亡くされ、
ペットのことが心配な方や
心から離れない方にも
馬頭観音様はおこたえしてくれます。
悲しい思いをされている方は、
馬頭観音様を心のよりどころにしてみては
いかがでしょうか?
きっと、心の不安を取り除き、
温かな気持ちにさせてくれることでしょう。
心を満たし運気を上げる馬頭観音様の祀り方
愛しいペットを亡くされて、
心に穴が開いている方は
馬頭観音様をご自宅に祀ってみては
いかがでしょうか?
馬頭観音様がご自宅に来られたら、
仏像が入る大きさの厨子を用意したり、
仏壇に安置できる場所を
作ったりしましょう。
そして、馬頭観音様を安置します。
そうしたら、お坊さんに
開眼供養をしていただきます。
お参りの仕方は、観音様に一礼をし、
線香を上げます。
そして、手を合わせて目を閉じ、
心で対話をしましょう。
最後に、観音様に一礼します。
「観音様を祀りたい」
というお気持ちだけでも、
とてもすばらしいことなのですが、
実際にしっかりとした手順で祀ったり、
参ったりすると運気も上がります。
そして、ペットの供養なども
しっかりとできますよ。
まとめ
馬頭観音様は、動物の安全と
健康を守る観音様です。
怖いお顔をしていますが、
ペットが亡くなったときに、
私たちの心の不安の声を伝え、
心の寄りどころとなってくださる
観音様です。
ペットが病気などになったときの
ご利益もある観音様なので、
ぜひ、ご自宅に祀ってみては
いかがでしょうか?
ただ安置するだけではなく、
お坊さんを呼んで、
開眼供養をしていただくと、
さらなるご利益が期待できます。