子育てをしている
ママさんたち。
毎日、お疲れ様です。
かわいい我が子たちと
過ごす日々は幸せです。
でも、楽しく、幸せに
感じるときばかりでは
ありませんよね…。
どうしても子どもの様子に
イライラしてしまうことは
ありませんか?
私も、小学校2年生の
息子がいるのですが、
子どもへの叱り方は難しいなと
思うことは度々あります。
今回は、子どもの叱り方
について紹介していきます。
目次
「叱る」と「怒る」の違い
私は、12年間、
教員をしてきました。
なったばかりの時は、
よく先輩の先生方に言われました。
「子どもを「叱る」ことはあっても、
「怒る」ことはしてはだめ」
子育てでもそうですよね。
「叱る」と「怒る」では、
子どもに与える影響も
効果も大違いなのです。
「叱る」は、
子どものことを思って、
自分の感情を抑えながら
指導をすることです。
「子どもを良い方向に導こう」
と指導の意味があるのですね。
「怒る」は、
自分の感情だけの高まりを
抑えられずに、
そのままの感情を
子どもにぶつけることです。
ただただ、自分の不満を
子どもの気持ちを考えずに、
ぶつけるということですね。
「怒る」はあなたの感情です!
毎日子どもと
一緒に過ごしていると
感情的に怒ってしまうことも
あると思います。
私も、自分の子どもに対しては、
感情的に怒ってしまうことがあります。
子どもも赤ちゃんのときは、
何でも親がしてあげなくては
いけないし、
自分からは何もできないから
仕方ないなと思うことも
あったかもしれません。
子どもは年齢が上がれば、
どんどん自我が出てきますよね。
何でも自分でしたいし、
自分の意思もしっかりと
できてきます。
そこで、親にいろいろと
言われると言い返してきたり、
ふてくされたりと
反抗の態度をとることもしばしばです。
そんなとき、
ついイラっとしてしまいます。
このとき、どうして
「怒る」になるのだろうと、
その原因を探っていくと、
子どもが自分の望むことを
やっていないときや
自分の思い通りにならないときに
「怒る」ことが多いなと思います。
子どもは自分の
おもちゃではありませんもんね。
『一人の意志や気持ちのある子』
として、しっかりと
認識しないといけませんね。
効果のあった叱り方お教えします!
「怒る」を繰り返していると、
子どもはもっともっと
反抗するようになってきます。
それは、子どもが、
感情的になっている親を見て
何に腹を立てているのか
分からないのです。
子どもは、混乱してしまうのです。
また、「怒る」ことを
繰り返していると、
子どもも親と同じように
友達や兄弟に対して
「怒る」ことを始めます。
では、「怒る」ではなく、
どのように
「叱る」ことができればよいのか
紹介していきます。
- 悪いことをしたらすぐに叱る
子どもが何か悪いことをしたら、
すぐに叱りましょう。
子どもはすぐに忘れるので、
悪いことをしたらすぐに
叱らないと、
何のことを叱られているのか
分からず、混乱します。
- 短い言葉で端的に叱る
子どもは、長時間、
だらだらと叱られても、
何が言いたいのか伝わらず、
混乱します。
それに、長く叱ったところで
効果はかなり薄いです。
「○○したら、だめだよ。
だって、△△だもん」
などと、何がいけないことなのか、
どうしていけないのかを
短い言葉で伝えると
納得する子どもは多いですね。
子どもに納得させないと、
また同じことを繰り返しますしね…。
- 一対一で叱る
子どもを叱るときは、
一対一が基本です。
兄弟の前で叱りません。
お友達の前で叱りません。
子どもたちにも
プライドがあるからです。
みんなの前で叱ると、
子どもはプライドが傷つけられた、
と余計に反発しますよ。
- 叱る側が心の余裕を持つ
子どもを「叱る」ためには、
叱る側に心の余裕があることが
大事になってきます。
どうしても、余裕がないと
「怒る」になりがちです。
「叱る」ときは、
まず冷静になって、
何を伝えるべきかを
頭の中で整理してみましょう。
少し、怒りの感情を
ダウンさせることができますよ。
- 叱った後は褒める機会を作る
どんなことでもいいです。
叱った後は、
必ず褒める機会をつくりましょう。
いわゆる、アフターフォローです。
「ありがとう」や「えらいね」、
「すごいね」という言葉に
子どもは敏感です。
どんな些細なことでもいいので
見つけて、伝えてあげましょう。
子どもとの関係も深くなれますよ。
「叱る」は教育なんです!その効果は?
「叱る」を増やしていくと、
親子の関係も
よいものになってきます。
子どもたちは、
自分の親に何をすると
叱られるのか、
何をすると
褒めてくれるのかが
分かってくるからです。
善悪の判断が
自然に身についてくるのですね。
それに私は、今まで
「叱る」と意図的に続けてきて、
何でも言い合える
親子関係ができてきているなと
実感しています。
子どもがうれしかったことや
悲しかったことを
素直に吐き出してくれることも
その一つです。
きっと、
「お母さんは、冷静に話を
聞いてくれるだろう」
と思うのでしょうか。
楽しかった話も
嫌だった話も今のところ、
どんな話もしてくれます。
まとめ
子どもの叱り方について
紹介しました。
本当に難しいです。
でも、叱り方のポイントを
掴んでしまえば、
お互いに嫌な気持ちになることが
減りますよ。
それに親子関係もよくなっていきます。
くれぐれも感情で怒らないように!
気を付けてくださいね。