お金がない!古民家の空き家を無償譲渡してもらう方法と注意点!

無償譲渡と聞けば「嬉しい！」

と喜ぶひともいるかもしれませんが

ふたを開ければ、税金がかかってきたり、

物件状態が悪ければ、リフォーム費用も

考えなければならなりません。

 

ここでは、古民家空き家の

無償譲渡について分かりやすく

お話をさせて頂きます。

 

無償譲渡を考えている人は

念入りに計画を立てていきましょう。

 

古民家の空き家を無償譲渡してもらう方法

古民家の空き家の無償譲渡について、

何点かポイントを説明していきますので

ぜひ、参考にしてみてください。

 

『無償譲渡とは？』

そもそも、古民家の空き家の無償化とは、

「空き家所有者の建っている土地の贈与」を

あなたが受けるという意味で、

いろいろと条件はありますが、

自治体が移住者に無償譲渡を

おこなっているところもあります。

 

必要な費用としては、登記費用、

贈与税の他などそこそこかかりますよ。

ただ土地も建物も無料なので安いことに

間違いはありません。

 

古屋の空き家の状況は、過疎化の進む地域では、

なかなか売れない状態で、難しいようです。

 

不動産経由でも期待できるものではないです。

 

やはり、築年数がかなり経っている

古民家が多く、リフォーム料金が

必要になるようですね。

 

無償譲渡といっても、いろいろと費用は

かかってしまいますので、

無償譲渡を受ける前に計画的に

考えたほうがいいかもしれませんね。

 

『無償譲渡を受ける方法』

古民家空き家を無償譲渡してもらう方法は

２つあります。

 

・周りの人に譲ってもらう

 

あなたが住みたい田舎の空き家所有者に

直接、話をする方法です。

 

直接交渉はけっこう、難しい面も

あるかもしれませんが、気のいい人であれば、

スムーズな交渉ができる可能もありますよ。

 

また、直接役場や自治会に相談しにいけば、

自治体会長を紹介してもらえる可能性もあり、

無償譲渡への流れができやすいです。

 

・空き家バンクの利用

 

あなたは「空き家バンク」という言葉を

聞いたことがありますか？

 

過疎化が進む地域をはじめ、

「古民家空き家への移住促進」を

目的として運営されているものなんですよ。

 

空き家を売りたい人や貸したい人が

空き家物件などの情報登録をし、

市町村ホームページに載せます。

 

具体的には、あなたがいい物件を見つけて、

空き家に住みたいという申し出、

申し込みをして、気になった物件に対する

問い合わせをして、現地への下見が

はじまるという流れです。

 

不動産会社が連携している場合は、

売却や賃貸のときになりますよ。

 

ただ、注意点としては、無償譲渡の物件が

掲載されているのか？

ということですね。

 

タイミングもあったりしますし、

基本的的に掲載されている物件は

売却や賃貸のものが多い傾向があります。

 

そう考えると、所有者への直接交渉や

自治体への積極的な相談が

いいのかもしれません。

 

注意点としては、古民家空き家は

「訳アリ」の物件が多いです。

 

元々、売りたいのに売れない物件ですので

当たり前な部分もあり、特に過疎地では

「利便性や住宅需要の問題」が

キッカケとなっているようです。

 

また、シロアリの問題や家の傾きなどの

悪い状況も、もちろん考えられます。

 

そして、土地代が安い、解体費用がかかる

といった問題から、古民家空き家が無償となる

状況が多いです。

 

無償譲渡と聞いて、一瞬、

嬉しく思う人もいるとおもいますが、

費用面をみると、税金や

状態に合わせたリフォーム代であったりと

結果的、お金はかかるものだと

考えておくべきでしょう。

無償譲渡のメリットとデメリット

『無償譲渡渡のメリット』

取得費用(住宅、土地)を

抑えられるという点ですね。

 

売買価格が無料になることが理由です。

しかも、不動産への仲介手数料は

発生しないことになっています。

 

この辺りは、ありがたいことですよね。

 

メリットとしては、

「費用が中古住宅に比べ抑えられる」

ことになります。

しかし、費用面にはまだ裏の面があるので

デメリットとして紹介しますね。

 

『無償譲渡のデメリット』

無償譲渡渡の場合、

「不動産仲介業者が仲介にはいらない」ので、

手続きや調査は

自分でしなくてはならないんです。

ここが、ちょっとめんどくさいところですね。

 

中古住宅販売では、不動産仲介業者が入り、

売買契約から引き渡しの流れまで、

取り行ってくれるので、

そのあたりは楽でしょうが、

無償譲渡の場合はそうはいきません。

 

もしあなたが、古民家の空き家の無償譲渡を

受けるのなら、自身が直接、所有者と

契約書作成や登記をする際の必要書類の

受け取りも全て、

自分で進めていかなくてはなりません。

 

また、物件について分からないことが

ある場合は、自分で役所に行き、

調べる作業をすることになるんです。

 

税務署に贈与税のことも相談をする

ケースも考えられます。

 

自分にかかることが増えてきますので、

よく計画を練る必要があります。

そして、古民家空き家の住宅状態が悪い場合は

リフォーム費用も頭に入れておきましょう。

 

無償譲渡は

「贈与税や登記費用」は最低、かかります。

結局、費用はかかってしまうことは

忘れないようにしておきましょう。

まとめ

 

古民家空き家の無償譲渡渡は

受ける側にとって、メリットデメリットは

大きく変わってくると思います。

 

DIYと同じで、貴方が労力を惜しまず準備して、

結果、物件取得費用を安くする。

と考えていた方がいいと思います。

 

物件取得からリフォームまでを、すべて

一人でこなしてしまえば、結果、取得費用は

格安ですから。

 

あなたが、

「何のために譲り受けるのか」という目的を

考えて行動するといいですよ。