最近の日本の気候は暑さが
尋常ではありません。
暑さが出始める4月頃から
熱中症の危険性が叫ばれていますね。
厚生労働省でも、
特に熱中症に注意すべき業種として、
建設業、製造業、林業、
運送業、警備業、農業
などを挙げています。
働くお父さんも、
ふらっとして危険を感じたことが
あるのではないでしょうか?
暑い時に外で頑張るお父さんに、
熱中症の危険性、
熱中症の予防と対策、
そして、応急処置について、
お話しします。
目次
熱中症の症状と応急処置
熱中症とは、暑い環境で、
発症する身体適応の障害をいいます。
似たような病気として、
日射病と熱射病があります。
日射病は、炎天下の直射日光に
長時間あたることで発症する
体温適応障害で、
熱射病は屋外関係なく
高温多湿な環境において発症する
体温適応障害をいいます。
熱中症は、
日射病や熱射病の軽度な症状です。
熱中症になると、
目の前が暗くなる、
吐き気や手足のしびれ、
筋肉痛やこむら返り、
血圧が低下し皮膚が蒼白になる
など、目に見えた症状が現れます。
軽度の場合は、日陰で休み、
衣服を緩めて体を冷やし、
水分と塩分の補給をすると
症状が落ち着きます。
しかし、症状が進んでしまい、
呼びかけに反応しない、
まっすぐ歩けない、
水分補給ができない
ような状態になった場合は、命にかかわるため、
急いで医療機関に受診しましょう。
こんな記事もあります^^
➡大祓の効果とは?心と身体を大掃除しよう!由来と方法を簡単解説!
熱中症の予防方法と対処法5選
暑くても疲れていても
外での仕事は休めないお父さん。
本当にお疲れ様です。
そんなお父さんが熱中症で
倒れないための対処法をお話しします。
-予防策①適度に休憩をはさむ
仕事の合間に、適度な休憩をはさみましょう。
仕事に集中しているときには
手を休めたくない、休められない。。
気持ちは分かります。
しかし、作業中であっても、
直射日光を除け、涼しい場所での
休憩をはさむことが大切です。
-予防策②冷却グッズを使用する
熱中症の危険性が叫ばれている近年、
暑くなると毎年、
最新の冷却グッズが登場します。
例えば、
水で濡らすだけで冷却効果のあるタオル
作業着用の小型扇風機
服を冷やすスプレー
など、様々な冷却グッズを駆使して、
体を暑さから守りましょう。
また、暑さに対応した
新素材の服もあります。
ワークマンなどに行ってみましょう!
体内の熱を逃がし、汗を蒸散しやすい生地を選んで、
少しでも快適に仕事ができる服を
選んでください!
-予防策③水分と塩分補給する
水分をこまめにとり、
体外に出た水分を補給するために、
飲み物を持ち歩きましょう。
また、汗と一緒に出た塩分も、
補給してあげると
体内の浸透圧を一定に
保つことができるため、
熱中症を予防することができます。
普段の食事からも
塩分補給はできますが、
仕事中に手軽にできる塩分補給として、
梅干しや塩、
塩飴、
塩タブレット
などがおすすめです。
-予防策④冷たい物を食べる
アイスを食べたり、
冷たい飲み物を飲んだりして、
体にこもった熱を冷ましましょう。
冷たい飲み物を急激に
大量に飲むと、
胃腸の機能に影響がでるため、
しみわたるのを感じながら
ゆっくりと飲むようにしましょう。
-予防策④気温と湿度をいつも気にしよう
近年では、携帯型熱中症計や
ネットなどで公開されている
熱中症指数で、
熱中症の危険度を知ることができます。
暑い外仕事が続くときだけでなく、
室内での作業でも、
こまめに気温と湿度をチェックしましょう。
-予防策⑤チームで声をかけあう
熱中症の怖いところは、
本人に自覚症状が起きていても
気づかないことがあるところです。
また、真面目な仕事人ほど、
作業中に休憩することに抵抗があります。
そのため、チームで動いているときには、
お互いに様子を気遣い、
順番で休憩を促せるような
環境が大切です。
1人で作業しないことも大切で、
なにかあったときに
助け合えるような
パートナー関係を築いておきましょう。
暑い日でも好印象を!
暑い時でも仕事ですから、
お客様に接したときに
不愉快にさせない方がいいですよね。
個人の体質に合わせて、
一日に何度か着替えることで、
仕事先で清潔な印象を残すことができます。
また、男性の汗の臭いを
カバーするためにも、
ひんやりとした清涼感のある
ボディペーパーを常に持ち歩くことも
おすすめです。
お酒はやめておきましょう!
暑い日の
外仕事の後の一杯。
しかし、アルコールは
水分補給としての効果がないどころか
逆に水分不足になってしまいます!
そのため、翌日は喉が渇き、
体が重だるくなってしまいます。
しかも、汗がベタつく原因にもなるので、
とても不快になりますので注意してください!
まとめ
熱中症を他人事だと思わないでください!
昔と違い異常気象は
日本でも普通になっています。
大げさでなく命にかかわります。
熱中症にならないために、
日ごろから、バランスのよい食事をとり、
たっぷりと睡眠をとって
丈夫な体をつくりましょう。
家族の大黒柱であるお父さん。
暑い時の外仕事で
熱中症にならないための予防をして、
家族に元気を与えてくださいね!
➡次は・五月病に負けない効果的な治し方!毎日の食べ物をチェックしよう!